HA-11の発売を8月10日に控えて、かなり切羽詰まっておりますw 本日やっとケースができてきました。 この精密屋さんはとっても優秀なのですが、、いかんせん忙しくて、、 私のような数が少なくて面倒な仕事は後回しになってしまい、いつもヒヤヒヤです(泣)
↑加工途中のHA-11ケース 町工場(失礼)にしか見えないこの小さな工場内には、見た事ある高級イヤホンのハウジングや、ドイツL社のレンズ部品らしきものが加工されていたりします。 ということで、今回もギリギリになって、やっと出来てきました。ふー と言っても、機械加工ができただけで、これからヘアライン加工をして、別の加工屋さんにアルマイトに出して、、 また別の加工屋さんに、レーザーでの文字彫刻を頼まなければなりません。 その工程のどこかで、キズや失敗があれば、それまでの苦労が全部オシャカです。
↑ヘアライン加工の準備中 こういう面倒な手作業の業者さんが昔は居たのですが、大手メーカーにいじめられ、あげくのはてに、外国に全部仕事をもってかれちゃって、、 わずかに残った人も高齢により「もう仕事やりたくないから、持ってくんな!」みたいな事になっちゃってます。 こういう現実を見るにつけ、モノ作りニッポンとか、言ってるけど、日本のモノ作りをダメにしたのは、日本の企業や消費者そのものではないか! などと、複雑な気持ちになってしまいます(含む自戒)。 あ、すいません、また脱線してます。 上ケースと下ケースを一度ネジ止めして、面の合わせなどを確認、修正し、一体状態でヘアライン加工します。 その後、またばらして、アルマイトに出します。 で、その後にまた、同じペア同士を同じ向きで組むためにそれぞれの部品に印を入れておきます。 こんな面倒なこと、ハンドメイドでもやりたくないですw こんな具合なので、予定数が出来るかどうか、、また、次がいつできるか、、自分でも不安です(笑) ご注文分はちゃんと造ります。