MH audioのヘッドホンアンプ「HA-11」は、ベーシック機種の「HA-1」と同様、純粋でストレートなアナログヘッドホンアンプですが HA-1の上位機種として、ドライブ能力にこだわっています。 機能面では、サイドにある4つのスイッチで、使用環境に合わせた設定が可能です。
スイッチは、左(フロントパネル側)から、、 ・ゲイン切替:通常は上側のHiポジションで、感度の高いカナル型イヤホンなどの場合は下のLoポジションがおすすめです ・バスエンハンス:機材や楽曲、好みに合わせて、低音を補助する設定(下がoff/上がon) offはフラット、onの場合も極端な低音増強ではなく、絶妙な低域補助を狙っています ・バス特性:バスエンハンスがonの場合に、低音の特性を2種類から設定 下側の(Lowポジション)は、低音の極低い周波数部分のみをエンハンスするディープバスエンハンス 沈むような低音が記録されたソースの再生や、ヘッドホンの再生能力が活かせる場合に効果的です 上側の(Midポジション)は、Lowポジションより広い範囲の低音をエンハンスするミッドバスエンハンス 機材や録音によって、低音の躍動感や量感がもうちょっと補ってあげたい場合に効果的です ・駆動電圧切替:基本の18V(evoモード)と、電池持ちを優先した9V(ecoモード)の切替 HA-11の電源のパイロットランプは、電源SWの凹み部分がLEDによって光るのですが ecoモードでは青、evoモードでは、青に加えて赤も点灯します
↑9Vの「ecoモード」(サイドSW4番目が下ポジション)パイロットランプはブルー
↑18Vの「evoモード」(サイドSW4番目が上ポジション)パイロットランプは左側がブルーで、右側がレッド ゼンハイザーなどのインピーダンスの高いヘッドホンや、ドライブ能力の必要なヘッドホンの場合evoモードで またイヤホンや、普段聴きの時は、電池の長持するecoモードで、と使い分けしていただけます。 evoモードにした場合でも、赤LEDは14V以上でないと光らない様になっています。 つまりこの場合、9V電池が消耗して約7V以下になっている、ということが判ります。 このような場合に、evoモードにして電池を使い切る、という裏技も可能です。 ただし、あまり電池が弱くなると当然、音がわるくなり、最後には歪んできますので、そうなったら電池の交換をお願いいたします。 MH audioの「HA-11」「HA-1」の扱いは、フジヤエービック、eイヤホン、アコースティックフィールドとなります。 ↓アコースティックフィールド/MHaudio製品の扱い http://www.acousticfield.jp/MHaudio/index.html ↓フジヤエービック https://www.fujiya-avic.jp/products/detail24968.html ↓eイヤホン http://www.e-earphone.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=008018000004&search=ha-11&sort=brandname