真空管ハイブリッドアンプ
UA-1
小型サイズに
真空管アンプの良さを凝縮
本物の「造り」と「音」
誰にでも毎日つかえる
フレッシュで、奥深い世界
「真空管アンプ」を知っていますか?
音にこだわるオーディオマニアや、ギタープレーヤーが使う、とっても音の良いアンプ。「いつかは使ってみたい」と憧れている人もいるかもしれません。
オーディオマニアの使う真空管アンプは、大きく、重く、高価で、取り扱いが難しい、それでも良い音がするとは限らない、、といったいわば難物、高嶺の花です。そんな真空管アンプの良さを、手のひらに乗るサイズに凝縮しました。
オーディオに興味がなくても「音楽が好き」「良い音で音楽を楽しみたい」という方に使っていただきたいのが、MHaudioの小型ハイブリッド真空管アンプ「UA-1」です。
「UA-1」は、真空管というノスタルジックでありながら音にこだわった電子デバイスを使用し、本物の真空管の音と、オーディオアンプらしい本格的なフォルムと造りを、コンパクトで実用的なサイズに凝縮した真空管アンプです。
音色の良さだけでなく、造形の立体感、存在感、触り心地は、音楽を聴く道具にとどまらない楽しさを感じていただけると思います。
◎ スピーカーとの組み合わせ
「UA-1」は、MHaudioのスピーカー「WAON(和音)」のアンプとして使っていただくのがベストですが、もちろん、現在お使いの市中スピーカーと組み合わせても十分に使っていただけます。コンパクトスピーカーから、ブックシェルフスピーカー、大型のフロアタイプのスピーカーまで、サイズからは想像できないしっかりとした駆動力を備えていますので、家庭用として十分な音量と、真空管ならではの立体的でフレッシュな音を楽しんでいただけます。
スピーカー端子は、リアに大型の接続端子(左右で2本のスピーカーを接続)を備え、バラ線でも、バナナプラグでもしっかりと接続していただけます。
◎ 入力機器(音源)との組み合わせ
「UA-1」は、スマホ、タブレット、PC、テレビ、CDプレーヤー、などなど、さまざまな音源機器(入力機器)と組み合わせて使っていただけます。
フロントパネルには、ステレオミニの入力端子、ボディトップ真空管の後ろにはRCAピンの入力端子、リアパネルにはPC/Macとデジタル接続できるUSBの入力端子、があり、アナログ/デジタルの入力が可能です。
最も簡単には、スマホやタブレットなどのヘッドホン端子(ステレオミニジャック)から、UA-1のフロントパネルのステレオミニジャックに繋いでいただく方法、この端子に、市販のBluetoothレシーバー(受信機)を接続すれば、お使いのスマホなどから、Bluetoothで音楽を楽しむことも可能です。
また、CDプレーヤーなどコンポタイプの音源機器からの接続では、ボディトップのRCAピン入力が可能です。 さらには、リアのUSB端子をつかって、PC/Macと接続すれば、デジタルでの入力も可能です。 もちろん、お使いのDACなどを使ってアナログ入力いただくなど、お使いになる方によって様々な使い方をしていただけます。接続端子の詳細は「仕様」をごらんください。
◎ ヘッドホンとの組み合わせ
「UA-1」は「スピーカーを鳴らすためのオーディオアンプ」ですが、フロントパネルに「ヘッドホン端子」もあります。こちらに、お使いのヘッドホン/イヤホンを繋いでいただければ、ヘッドホン/イヤホンでも、真空管の音を楽しんでいただけます。
真空管を交換して楽しむ
50年前の貴重な球(タマ)の音を愉しむ
真空管は、ソケットで装着されており、同一の型番(規格)の他メーカーの真空管に簡単に交換することができます。
「UA-1」で使用している真空管「12AU7(ECC82)」は、かつて多くのメーカーが生産していた真空管で、現在でも、日本、アメリカ、ヨーロッパで50年ほど前に生産された球(タマ)を入手することができます。
真空管を交換し、銘柄や個体による微妙な音の違いを楽しむことも真空管アンプの愉しみのひとつです。
UA-1には真空管の交換方法が同梱されているので、替球(かえだま)に挑戦してみることもできます。
「UA-1」で使用している真空管は、性能と信頼性に優れる「12AU7(ECC82)」です。12AU7は、1948年に米国RCA社でTVの周辺回路用として開発された電圧増幅用双3極管で、現在では、オーディオアンプの初段増幅用として性能と信頼性が高く人気のある真空管です。電圧増幅用双三極管は、増幅作用をする3極素子が2個ペアで内臓されており、1本でステレオの左右の信号を処理します。
型番の12AU7はアメリカ式の型番、ECC82はヨーロッパ式の型番で、どちらも規格は同じです。他にも、通信用、軍用の高信頼管など、型番が異なっても互換性のあるバリエーションが多数存在します。
真空管は、ビンテージ管(過去に生産されたもの)と、現行管(現在も生産している物)があり、ビンテージ管には、NOS(New Old Stock)と呼ばれる未使用で保存されていた新品と、使われていた中古品、があります。
ビンテージ管は希少性が高くなってきており、NOS品はもちろん、中古品でも非常に高価なものもあります。
12AU7(ECC82)は、かつては、開発元のRCA(米)の他、General Electric(米)、Mullard(英)、TELEFUNKEN(独)、SIEMENS(独)、Philips(仏)、東芝(日)、松下(日)、日立(日)、NEC(日)をはじめ数多くのメーカーにより製造されていました。
現在では、オーディオアンプ、ギターアンプ用に、ロシアや中国において製造されています。
「UA-1」で使用している12AU7は、品質と信頼性の高い、TUNG-SOLブランドの製品を使用しています。
真空管は、ユーザーが簡単に交換することができ、銘柄や個体によって音の違いを楽しんでいただくことも可能です。
↑写真 左:UA-1(バイブレーション) 右:UA-1(シルバー)
「UA-1」は、外観の違いで2モデル、標準の「シルバー」と「バイブレーション」(価格差あり)がございます。
UA-1(シルバー)は、ボディにヘアラインのステンレス鋼板を使用していますが、UA-1(バイブレーション)は、ボディにランダムなキズをつけた「バイブレーション仕上げ」のステンレス鋼板を使用しています。 ボディ本体にバイブレーション仕上げを施すことにより、ボディの汚れや、キズなどが目立たないといった特徴があり、より手軽にお使いいただけます。
UA-1(バイブレーション)はボディ仕上げの違いに加え、フロントパネルはブラック、ボリュームつまみはローレット(ギザギザ)付きのグレー、電源パイロットランプはブルーと、標準のシルバーの繊細なイメージに対して、より精悍なイメージとなります。
機能、性能につきましては全く同じとなっておりますが、外観部品の違いにより価格差がございます。
( ブラック(黒)のお問い合わせをいただく事がございますが、ブラック(黒)モデルはございません。 )
( ブラックは、過去のクラウドファンディングのみの限定で終了しており、今後の製作予定はありません。 )
仕様
価格
UA-1(シルバー) ¥73,000(税別) ¥80,300(消費税10%込)
UA-1(バイブレーション) ¥78,000(税別) ¥85,800(消費税10%込)
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モデル名:真空管ハイブリッドオーディオアンプ MHaudio UA-1
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増幅方式:真空管、および、半導体デジタル方式の、ハイブリッドオーディオアンプ
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使用真空管:12AU7(ECC82)
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定格出力:スピーカー:6.5W + 6.5W (8Ω)、対応スピーカー:4Ω〜8Ω
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ヘッドホン/イヤホン:8mW + 8mW (16Ω)、対応ヘッドホン/イヤホン:16Ω〜300Ω
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周波数特性:20Hz-20kHz
【入力端子】
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フロントパネル(アナログ1):3.5mmステレオミニジャック
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シャーシー上側(アナログ2):RCAピンジャック
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リアパネル(USBデジタル):USB-Bコネクタ(USB Audio Class 1.0対応)
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アナログ1とアナログ2に同時接続された入力はミックスされます
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アナログ1に接続するとUSBデジタル入力はカットされます
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USBデジタルとアナログ2はミックスされます
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USBデジタル入力は、32kHz/44.1kHz/48kHz(16bit)、WindowsXP以降、MacOSX以降に対応
【スピーカー出力端子】
リアパネル:金メッキバインディングポスト、左右スピーカー(2系統)バナナプラグ対応、バラ線ネジ締め対応
【ヘッドホン/イヤホン出力端子】
フロントパネル:3.5mmステレオミニジャック
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電源:DC 12V/2A、専用ACアダプター付属(AC100 - 240V対応)
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消費電力:25W(最大)
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サイズ:幅 90mm x 高 90mm x 奥 148mm(本体)
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重量:約560g(本体)、約300g(ACアダプタ)
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同梱品:本体、専用ACアダプター、取扱説明書、保証書